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メニエール病について

メニエール病とは

1861年、フランスの医師、プロスパー・メニエールにより初めて報告されたことから、以来、メニエール病とよばれている病気です。典型的には、10分以上続くめまいと、耳の症状(難聴や耳鳴や耳の閉そく感)を反復します(同時とは限らず、症状が片方だけのこともあります)。耳の奥の内耳には、内リンパと外リンパという2種類のリンパ液が存在しますが、そのうち、内リンパ液の占める割合が多くなってしまうことが症状と関連していると考えられています(内リンパ水腫)。診断にあたっては、「他にめまいの原因となる病気がない」ことを確認することが重要です。

治療

症状に応じて、お薬を選択していきます。 強い症状を頻繁に繰り返す場合には、鼓膜から細い針を通して、薬を注入し、内耳にお薬が効率よく届くようにすることもあります。オーストラリアでメニエール病の研究に従事した経験から、この病気では、世界中の患者さんが苦しんでいることを実感しています。なるべく通常に近い生活が送れるよう、医療面でサポートさせていただきます。

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