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HPVワクチンの男性への接種

―HPV(ヒトパピローマウイルス)とは―

HPV(ヒトパピローマウイルス)は子宮頸がんの原因となるだけでなく、肛門がん、尖圭コンジローマ、中咽頭がんなどの原因となることがわかっています。

女性だけではなく、男性もHPVワクチンを接種することで、これらの疾患を予防することが期待できます。コアラの国のオーストラリアでは、男性の接種率が80%以上を超えており、「世界で一番早く子宮頸がんが撲滅する国」とも言われています。

 

―日本で認可されているHPVワクチン―

サーバリックス(2価HPVワクチン)、ガーダシル(4価HPVワクチン)、シルガード9(9価HPVワクチン)といった種類があり、それぞれ、2種類、4種類、9種類のHPV(ヒトパピローマウイルス)に対応しています。

当院では、自費で、男性を対象としたシルガード9(9価HPVワクチン)の接種を取り扱っております。

 

<シルガード9(9価HPVワクチン)>

・対象:9歳以上の男性

・接種回数とスケジュール:

 ①初回接種初回接種から2か月後初回接種から6か月後の、計3回接種

 ②初回接種、初回接種から6ヶ月後、計2回の接種

①のように3回の接種が基本ですが、これまでの研究では2回の接種でも3回接種とほぼ同様の効果が得られていることから、②のような2回接種もおすすめしております。

・価格:自費で、1回の接種につき29,800円(税込み)

・予約方法:お電話にて承ります。予約が入り次第、都度取り寄せとなります。2回目以降の接種も当院にてご希望される場合は、初回接種後に院内にて次回の予約をお取りします。

 

―副反応について―

筋肉注射のため、副反応として、注射を打った部位の痛み、発赤、腫脹、頭痛、発熱などを認めることがあります。また、ごくまれに重篤なアレルギー(アナフィラキシー)が起こる可能性もあります。

当院では、初回接種後は約30分間院内で待機していただき、体調に変化がないか確認した後でご帰宅いただきます。お時間に余裕をもってご予約をお取りください。

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